広報 二宮亜華果
31 Oct
31Oct

この企画の構想が始まったのは3年前。ようやく実現へのカウントダウンが始まりました。

開発過程では幾度となく試験蒸留を繰り返し、試行錯誤の連続でした。

蒸留中です。バリソン社(Barison)製の400L蒸留器

北海道に根差したジンで、地域の歴史、ロマン、そしてテロワールを感じさせる特別な蒸留酒です。

プロジェクトメンバーは北海道大学キャンパスを季節ごとに歩き回り、キャンパス内の隅々を探索。

様々なボタニカルでの相性を確認するため 何度も繰り返した試飲



広大な敷地の中で、様々な発見と出会いがありました。1日歩けば万歩計のカウントは軽々と1万歩を超えるほどです。

北海道大学北方生物圏フィールド科学センター(FSC)の専門家の協力を得て、キャンパス内外で自生する植物の採取と選定を行いました。このセンターは、農学部、理学部、水産学部が統合され設立された、国内でも有数の生物研究拠点です。職員の皆様のご協力により、プロジェクトは大きく前進しました。

北大農場は札幌キャンパス内に2カ所あり、その総面積はなんと58ヘクタール。

19名の技術職員がこの広大な敷地を日々運営・管理しており、その規模の大きさは圧倒的です。


プロジェクトでは、北大の産学連携推進本部のブランド担当者との数えきれないほどの打ち合わせが行われました。担当者様は北大の歴史や自然環境を最大限に活かし、魅力を詰め込んだ商品開発に情熱を注いでおり、その熱意に私たちも強く感銘を受けました。




現在、税務署の許可を待っている段階です。発売日も許可が下り次第、正式にお知らせいたします。産学連携による北海道大学初の蒸留酒がいよいよ世に出ます。どうぞご期待ください!

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