この企画の構想が始まったのは3年前。ようやく実現へのカウントダウンが始まりました。
開発過程では幾度となく試験蒸留を繰り返し、試行錯誤の連続でした。
蒸留中です。バリソン社(Barison)製の400L蒸留器
北海道に根差したジンで、地域の歴史、ロマン、そしてテロワールを感じさせる特別な蒸留酒です。
プロジェクトメンバーは北海道大学キャンパスを季節ごとに歩き回り、キャンパス内の隅々を探索。
様々なボタニカルでの相性を確認するため 何度も繰り返した試飲
広大な敷地の中で、様々な発見と出会いがありました。1日歩けば万歩計のカウントは軽々と1万歩を超えるほどです。
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター(FSC)の専門家の協力を得て、キャンパス内外で自生する植物の採取と選定を行いました。このセンターは、農学部、理学部、水産学部が統合され設立された、国内でも有数の生物研究拠点です。職員の皆様のご協力により、プロジェクトは大きく前進しました。
北大農場は札幌キャンパス内に2カ所あり、その総面積はなんと58ヘクタール。
19名の技術職員がこの広大な敷地を日々運営・管理しており、その規模の大きさは圧倒的です。
現在、税務署の許可を待っている段階です。発売日も許可が下り次第、正式にお知らせいたします。産学連携による北海道大学初の蒸留酒がいよいよ世に出ます。どうぞご期待ください!